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飛行訓練についてエアロスターが思うこと。

     ホームページにも書かせて頂きましたが、せっかく訓練をされるのですから、免許取得後は世界各地どこで飛ばれても恥ずかしくないようなパイロットになっていただきたい。

     最近日本では海外で免許を取得した人達はよく事故を起こすという話を聞きます。アメリカをはじめ、オーストラリア、ニュージーランド、中国など様々な土地で今は免許を取得できます。それぞれの土地での訓練は皆違ったストロングポイントを持っていることでしょう。しかしどこの土地で 免許を取得するにも、訓練をなさるかたがたの取り組む姿勢によって取得した免許の価値が変わってきます。ただ免許を取得するのであれば金額の一番安い中国で取られるのが良いでしょう。又限定資格を集中的に取得することが狙いであればオーストラリア、ニュージーランドで取得されるのがよいでしょう。はっきり言ってしまえば免許を取得するだけならばどこでもできるということです。私共がアメリカを選んだわけは、やはり飛行機大国であるアメリカでのトレーニングは、本当にひとりひとりが本気で取り組める、プロとしての出発点として最高の環境だと思ったからです。皆様が私共のプログラムを通じて、目的はともあれ(将来的に仕事として飛ばれたい方、趣味として飛ばれたい方。)どこに行っても恥ずかしくないようなパイロットになって頂きたい。それが私共の目標です。

日本人生徒を受け入れている訓練校。

     日本人の生徒さんを受け入れている訓練校でまず最初に知っておきたいのが、専属のDE (Designated Examiner:テストをするFAAから指定を受けている人)がいるかどうか? これはどういうことかというと、訓練校が、日本人又は、日本人の金に慣れてしまった証拠ですね。本気でパイロットを目指すのであれば、日本人用にスタンダードをもったDEのいる訓練校に行くと甘くなります。というのも、日本人生徒に慣れてしまうと教官もDEもアメリカではもう飛ばないのだと思い容易にサインオフやテストに合格させてしまうということです。

     簡単に免許を取得できるに越したことはないと思われるでしょうが、将来的なことを考えると一概にも良いとは いいきれないのです。というのも、インストラクターやDEは、生徒さんが免許取得後基本的に日本で飛行するのだと知っていて、アメリカで事故を起こすわけではないので、そういった危険なパイロットは日本で飛ぶぶんには気にならないという知恵がついてしまうのです。 そのような教官の気持ちも分からないでもありませんが。恐らく日本の代理店からは「英語はたいしたことありません。」と言われて来るのでしょう。でも実際は、やはりアメリカです。教官もレッスンは英語でしますし、管制官とのやり取りももちろん英語です。教官も自分の命を、自分の言っていることも理解できないような生徒に預けたいと思うはずがありません。それを多くの生徒さんは「日本では英語は少しぐらいで平気。」だと言われたなどと言って、英語を学ぼうともしない。これでは一緒に飛んでいる教官も面白くない上に怖くて仕方がありません。11の訓練ですので教官達との人間関係も大切な訓練の要因になってきます。教官も ひとりの人間ですから、楽しければやる気も出てきます。又生徒が頑張ればそれ相応に対応してきてくれます。このようなことは恐らく国を問わずどこにでもあることだと思います。また、プロとして飛ぶことを目標にしていればなおさらです。採用の際に一番大切に思われていることが協調性、つまり人とどううまく付き合っていけるか。現在では、ほとんどの飛行機がキャプテンとファーストオフィサーふたりでオペレーションが行われます。そうなると必然的にフライトデックの中ではどんな人 とでもうまく調和を取ってオペレーションに取り組むことが大切になってきます。なにも知らずに訓練にいかれる生徒さんがよく言われることが、「金をだしているのだから。」これも実際は間違った理解で、生徒さんが今まで大金を支払ってきたのは、日本の代理店さんに対してで、訓練校や教官には現地の生徒を教えるのと同じ金額が払われているので逆に彼らからしてみれば、問題を起こすような生徒は、来てもらわなくて結構だと思うことでしょう。

     エアロスターは、こういった問題に対して、ことが起きてからでは御客様にも訓練校にも迷惑がかかると考え、あらかじめTOEICで750点を取得していただくことを条件に、インタビューという形をとらせていただきます。このインタビューでは、面接という堅苦しい形ではなく、実際に御客様にお会いし訓練のブリーフィングをさせて頂きます。また ひとりで渡米されるわけですから、日本語、日本食、日本人と離れることになります。こういった状況に対してどう御考えかというようなことも大切になってきます。

     こういったインタビューをすることによって、私共の御客様ひとりひとりと、そして訓練校と共に信用を作り上げてまいりたいと思っております。

プロとしての道のり

     アメリカの飛行機業界は、自社養成というシステムを採用していないためプロになるときは、なにを基準に採用されるか ?まず最初に、やはりパイロットとしての技術、そして知識です。これは訓練に対しての取り組みで大きな個人差が出てきます。訓練をナーナーで受けてきた方々はここではじめてその差に気づくことになります。と言うのもナーナーでとおせる訓練校や、環境に置かれているため、周りの人達もそのような訓練をしてきたと いうことです。したがって、自分の技術や知識がどのようなものか他のどうレベルのパイロットと比べる機会がなかったことにあります。技術や知識のレベルが低いのではせっかくの訓練も意味がなかったことになります。次に、協調性です。これはアメリカでも恐らくどこの国でもパイロットならば必要とされる絶対要素といえると思います。大げさに言えば「協調性さえあれば」ということも、ないともいえません。事業用などの免許を取得するにあたって、タイムビルディングというの が必要になってきます。これには大半の方が、様々な人と飛行機のレンタル代を割り勘にして飛ぶことが多く見られます。ここで、一緒に飛ぶ人と飛行中に役割を分担し、雑談などをしながらチームワークや協調性を身につけます。もちろん知らない人と飛ぶのは少し気が引けてしまいますが、これもコックピットマネージメントにいずれ役立つひとつの訓練と考えていただきたい。また、知らない人と一緒に飛ぶことによって自分の実力、能力がわかるようになります。言いかえれば自分のパイロットしての能力、経験が増え、自分の限度が分かると同じに、それを広げて行くことが可能になります。

日本人パイロットの就職

     さて、大金をはたいて本当にパイロットになれるのでしょか?  これは、誰でも気になるところと思います。現在アメリカで免許を取得してもビザがない限り 現地での就職はめったに出来ません。それじゃあ日本で!これも実際は難しい状況にあります。というのは、アメリカですべての免許を取得され、飛行時間を増やしても現在日本の飛行免許に書き換えが出来るのは、自家用の免許のみです。したがって全ての免許をアメリカで取得したあとに、日本でまた計器、事業用の免許を取得し無線通信士の免許も取得しなければならないのです。飛行時間や、機長時間はそのまま有効ではありますが。そのためエアロスターは現在自家用免許にのみ焦点を絞っています。最近では、日本でもリージョナルの勢いがついてきていて。自社養成ではなくても外部から採用する航空会社が出てきました。そういった航空会社に的を絞ってトレーニングを続けるのであれば、結局日本の免許が必要になってきます。しかしこれには、日本の訓練校にもよると思いますが、恐らく¥500万〜¥1200万ぐらいの金額がかかるでしょう。大げさに言えば経済力にものを言わせる形になっているのです。

 

 

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